2007年06月06日
まるのある風景2

ふしぎな建築物でした・・・
ところで、以前書きました、オノデラユキ
という写真家のことに、少しふれたいとおもいます。
知っている方も、多いと思いますが、
私のように、はじめて耳にしたという人のために。
モノクロームの”古着のポートレイト”という
シリーズを多く撮っていて、どんよりしたパリの
曇り空をバックに、古着を、宙に浮かせたように
何枚も撮影しています。
前衛的な、実験ポートレイトという感じで、
私がかんじたのは、主のいない、大量の古着
が、イコール死を連想してしまい、
アンゼルム キーファーのアウシュビッツの
一連の作品を思い起こされてしまいました。
意図することとは違うのかもしれませんが、
同じ印象をもった人もおおいのでは・・
かといって、キーファーも、きらいな
アーチストではありません。静かな作品
から叫びがきこえるようです。
Posted by さっちん
at 10:15
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